国会 IR実施法&受動喫煙対策法、衆院通過

カジノを含む統合型リゾート施設(IR)実施法案は6月19日午後1時20分過ぎ、衆議院本会議において、山際大志郎内閣委員長が委員会において6月15日賛成多数で可決したことを報告。自民、公明両党と日本維新の会の賛成多数で可決された同法案は、審議不十分との野党の声の中、午後2時10分過ぎ、起立多数により衆院を通過した。

引き続き、健康増進法の一部を改正する法律案については、多くの人が集まる建物内を罰則付きで禁煙とすることを柱とした、受動喫煙対策強化のための健康増進法改正案が上程。午後2時30分、賛成多数で可決、衆院を通過した。この改正案は、学校や病院、行政機関の屋内を完全禁煙。飲食店や事務所、ホテルなど原則禁煙とし、「喫煙専用室」の設置を認める。

今国会での法案成立を目指す政府は、6月20日までの会期を延長する予定としている。