回胴式遊技機商業協同組合(大饗裕記理事長)近畿支部(鈴木誉人支部長)は2月8日、大阪・中央区のホテル日航大阪において、新年研修会を開催し、支部組合員など95名が参加した。
開会の挨拶に立った鈴木支部長は、「昨年11月にスマスロがデビューし、起爆剤になるとかなり期待しておりましたが、なかなか台数が入らず、まだまだ厳しい状況が続いております。特に我々業者は改善されていない状況ではありますが、4月からはスマパチの導入が始まり、スマスロも大型コンテンツ機種がリリースされるなどしますので、これを起爆剤としてホール様が活性化して、業界が潤うように我々も業の確立をしていくために役員一同努力していく」と述べた。
続いて立った大饗理事長は、「我々販売業者は非常に疲弊しきっている。我が社も非常に厳しい状況であります。理事長に就任してから約5年半になりますが、理事長就任2週間後に依存問題対策として、3分の2の出玉性能ということになり、この5年半、パチスロをいかにファンに支持され、何とか使える遊技機に戻すために七転八倒しながら費やしてきました。ここにきてやっとファンに支持され、ホール様にも買っていただける機械になってきたと思っております。我々販売業者も何とか生き残っていけるように、我々の業を考えていただける環境が整いつつあります。待ったなしで販売業者の業の確立をこれからスピーディーにメーカー団体、ホール団体と話し合い、実行していく覚悟をし、今年も大変な年とはなりますが、皆さま方のご理解、ご協力を賜りながら、組合活動を進めていきたい」とした。
研修会では、臨時組合総代会報告が事務局よりなされた後、委員会報告などが各委員長より報告され、研修会後にはスマートパチスロの取扱に関する実務的な講習会も開催された。