回胴式遊技機商業協同組合(伊豆正則理事長)九州・沖縄地区は9月24日、福岡市博多区にある博多サンヒルズホテルにおいて「九州・沖縄地区研修会」を開催。組合員、特別会員を含む69名が参加した。
冒頭、挨拶へと立った伊豆理事長は、「18日に全日遊連が定例理事会において、6団体合意、申合せの決議を行うなど、業界では様々な動きが見られています。今回の研修会では福岡県遊協の金本理事長や、九州遊商の山本理事長様方をお招きして、講話やご挨拶をして頂く予定です。短い時間ではありますが、現在の業界の状況を正確に皆様にお伝えできればと思います」と述べた。
挨拶終了後、福岡県警察本部生活安全部生活保安課の沖則行課長補佐を招き、行政講話を開始。沖課長補佐は闇スロ撲滅活動やのめり込み問題、置引き対策などに対して引き続き力を入れて行って欲しいと協力を呼びかけ、中でも、中古遊技機流通制度の適正な運用について、「摘発した事案を見てみると最近では、専門の人が見ても不正を発見する事ができないほど手口が複雑巧妙化されてきています。遊技機取扱い主任者に対して、点検作業を行う時には、この中に不正部品があるかもしれないという姿勢を持って取り組むように指導を徹底して下さい」と語った。その後、福岡県遊協の金本正浩理事長が現在の業界の動きについて講話を行い、新基準の遊技機や高射幸性、釘問題などについて最新の情報を交えながら解説した。