回胴式遊技機商業協同組合(伊豆正則理事長)九州・沖縄支部(井手稔支部長)は9月2日、福岡市内の博多サンヒルズホテルにおいて、地区研修会を開催。支部組合員など74名が参加し、福岡県警本部より担当官が遊技機流通の健全化について講話を実施した。
挨拶に立った伊豆理事長は、「パチンコ機の撤去について、今年の12月末までにどう撤去を進めていくかが重要になってきます。撤去しなかったホールに対しての7団体取り決めも決議され、パチスロにおいても足並みを揃えていく状況になり、今年よりも来年がより厳しくなる情勢です。各団体右往左往している状況だが、年内撤去を完全に完了しなければならない」と語った。
行政講話に立った福岡県警本部生活安全保安課の沖課長補佐は、中古遊技機流通制度の厳格な運用並びに闇スロ撲滅活動の推進の2点についてレクチャー。昨年中の全国で遊技機を使用した賭博事件の検挙が100件発生。九州管内においても前年比17件増の28件あった。4号機が撤去されて10年経過しているにもかかわらず、未だに使用されており、遊技機が闇スロ店に流出しない仕組みづくりに尽力頂きたいと訓話した。