回胴遊商中国・四国 清掃活動&地区研修会を開催

回胴式遊技機商業協同組合(伊豆正則理事長)中国・四国支部(井上貴博支部長)は9月25日、広島市中区にあるANAクラウンプラザホテル広島において、「中国・四国地区研修会」を開催した。午後からの研修会に先立ち、午前中は広島市内で清掃活動を実施。当該地区組合員等からボランティア参加者を募ったところ約40名の参加者が集まり、8袋ものゴミを回収した。

研修会では組合員を中心に69名が参加。冒頭、挨拶へと立った井上支部長は「広島県警の方では今年から、交通死亡事故90人以下、特殊詐欺被害10億円以下を目指す取り組みアンダー100作戦が実施されています。我々も社会貢献活動の一環として何かできないかと考え、中国遊商と協力して注意を呼びかける800本の“のぼり旗”を作り、昨日、寄贈してきました。また、広島県内に会社を持たれている方には、是非“のぼり旗”を設置して頂ければと思います。こうした社会貢献活動を今後も引き続き行って行きたいと思いますので、ご協力よろしくお願いします」と語った。

挨拶終了後、広島県警察本部生活安全総務課の三好清志係長が行政講話を行い、遊技機の不正改造の防止や、闇スロ撲滅活動などについて今後も引き続き尽力して欲しいと協力を呼びかけた。その中で三好係長は「遊技機の不正改造は減少傾向にあるものの、手口は複雑巧妙化してきています。点検、セキュリティの強化を今まで以上に徹底するようお願いします。また、この問題は我々が取り締まるだけではどうにもなりません。不正改造をやりにくい環境を業界内で作っていって下さい」と述べた。質疑を含めての座談会では伊豆理事長が、業界の動向について解説。日電協・日工組が取り組んでいる自主規制についてや、6団体代表者会議の動きについてなどが報告され、会場に集まった多くの組合員が聞き入った。