回胴式遊技機商業協同組合(伊豆正則理事長)は9月16日、大阪市中央区のホテル日航大阪において近畿地区研修会を開催した。地区研修会は7月より全国各地区で行われており、近畿地区は6会場目となる。次回は9月30日に中国・四国地区での開催を予定。
実行委員長である本吉和朗支部長の挨拶に続き、伊豆理事長が「東日本大震災に対して、回胴遊商として義援金をお願いした所、多額の金額が集まりました事を厚くお礼申し上げます。回胴遊商と日電協がスクラムを組み、東北復興支援として、シャワーコンテナや2回にわたる炊き出し等の支援を行って参りました。今月の末には宮城と岩手の仮設住宅14カ所にトヨタのハイエースを交通支援として寄贈する予定となっています。これも皆様のご理解とご支援のおかげです。東北復興の為に、引き続きご協力をお願いしたい」と語り挨拶とした。
研修会では大阪府警察本部生活安全部保安課の永野秀樹課長補佐による行政講話が行われた。永野課長補佐は、パチンコ・パチスロは多くの国民から支持を受ける娯楽産業であり、健全化は必須と述べた後「中古機流通システムは、善良な遊技機取扱主任者・販社という前提の上での事と改めて知り、その脆弱さを感じました。QRコードリーダー、携帯端末、身分証明書さえ揃っていれば、取扱主任者の資格を有していない者でもQRを読みとり、書類さえ整えれば打刻されてしまう。保証書の持つ価値を改めて認識し、不正を行わせない、行えないシステムを構築して頂きたい」と語った。