回胴遊商 「幼児車内放置」巡回結果はゼロ

回胴式遊技機商業協同組合(大饗裕記理事長)は10月26日、令和2年度「幼児車内放置ゼロ」巡回活動の結果をまとめ、発見事例ゼロと発表した。

この「幼児車内放置ゼロ」活動は、平成17年8月からスタートし、16年目を迎えた。組合員は取引先(ホール)を訪問する際、車内巡回用のビブス等を着用して、ホール駐車場等を巡回している。今年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止にも配慮しながらの取組みとなった。令和2年度は、幸いにも発見事例はなかった。

巡回を通じ、気づいた点など報告書の提出があり、「エンジンをかけていたり、日よけカバーの車両など注意した」「プライベートの際も、車内放置がないか気にするようになった」「巡回中、お客様に『ご苦労様です』と声をかけられた」など活動が認知され、浸透しているとの声があったという。また、コロナ禍にあって「消毒液を置いた車があり、車内が高温になった場合に危険にならないか心配」といった声、「この巡回活動は、車上荒らしなど、その他の事故防止にもつながっていると思うので、このまま(年間通じて)活動を継続していきたい」など、巡回活動への関心の高さと熱意が感じられる取組みとなっている。