回胴遊商 「幼児車内放置」巡回結果はゼロ

回胴式遊技機商業協同組合(大饗裕記理事長)は10月29日、令和3年度「幼児車内放置ゼロ」巡回活動の結果をまとめ、発見事例ゼロと発表した。

この「幼児車内放置ゼロ」活動は、平成17年8月からスタートし、17年目を迎えた。組合員ならびに特別会員、賛助会員の協力もあり、取引先(ホール)を訪問する際、車内巡回用のビブス等を着用して、ホール駐車場等を巡回している。昨年に続き今年も、新型コロナウイルス感染症拡大防止にも配慮しながらの取組みとなった。令和3年度は、幸いにも発見事例はなかった。

総括として、「業界のイメージ向上も含め、今後とも子どもの命を守ることについての活動を継続していきたい」など「幼児車内放置ゼロ」活動の継続を再喚起している。

巡回を通じ、気づいた点など報告書の提出があり、「スモークガラス仕様の車両では、ライトをつけないと内部を確認できなかった」「7月沖縄で男性が熱中症で死亡したニュースがあり、幼児だけでなく大人も声掛けすべきと感じた」「車内でスマホを見ている人が多く、気まずいケースがあった」「夜間の涼しい時間帯とはいえ、座席にペット(小型犬)を残している車両があり、念のためホールスタッフに通報した」など、巡回活動への関心の高さと熱意が感じられる取組みとなっている。