回胴連絡会 のめり込み防止に関する自主規制

回胴式遊技機製造者連絡会(連絡会会長/佐野慎一理事長・日電協)は7月15日、パレスホテル東京(東京都千代田区)において、連絡会議を開催した。日電協加盟メーカー(24社)、日工組(21社)、電遊協(1社)及び賛同会員(11社)の責任者並びに技術責任者等(計120名余)が出席。席上で、のめり込み防止に関する自主的な措置について確認した。

その後、午後4時からプレス会見において、その自主規制の内容を下記の通り公表した。佐野連絡会会長は、ATの概念として、「ATは役物ではなく入賞。ATだけでは出玉は増えない」と説明、のめり込み防止に関する自主的な措置を講じた。

資料
回胴式遊技機におけるのめり込み防止に関する自主的な措置について

今回、主に指示機能による射幸性と消費金額の抑制を目的として、のめり込み防止に関する自主的な措置を講じることに致しました。これに伴う具体的措置は下記の通りです。

1.対象となる遊技機
 すべての回胴式遊技機とする。

2.内容
 設定ごと及び規定数ごとの役物及び役物連続作動装置(以下、「役物等」という。)未作動時の再遊技に係る条件装置の作動確率が最も低い遊技状態において、内部抽せんを行い、条件装置が作動した場合には当該条件装置に係る図柄の組合せが表示され(ただし、役物等の作動に係る図柄の組合せは表示されない)、当該図柄の組合せにより獲得することができる遊技メダル等の最大数が獲得されることとした試験を行った場合に出玉率の設計値が1未満であること。

3.実施時期
 当該措置は平成27年12月1日以降に型式試験申請する遊技機に適用するものとし、それ以前に型式試験申請された当該措置の内容を満たしていない遊技機の新台設置は平成28年7月末までとする。以上