娯楽産業 (株)善都(本社／愛知県豊田市)は1月13日、愛知県稲沢市の稲沢市消防本部において、過日「ZENT稲沢店」(愛知県稲沢市・谷口隆彦店長)の店内で発生した遊技客の急変に迅速に対応した人命救助により、感謝状が授与された。
消防本部で行われた感謝状贈呈式には都筑善雄社長、都筑晶裕常務、ZENT稲沢店の谷口隆彦店長以下スタッフらが参列。稲沢市消防本部の石黒秀治消防長より都筑社長らに感謝状が渡された。昨年12月8日、同店舗内において遊技中の男性遊技客が突然倒れた時に、異変をいち早く察知して、心臓マッサージやAEDの使用により、心肺停止状態から蘇生したというもの。感謝状を授与されたのは都筑社長、都筑常務、AEDを使用した谷口店長、人口呼吸を行った岡本副店長、心臓マッサージを実施した柴田主任や加藤氏・山口氏のスタッフ2名の計7名。7名はそれぞれ石黒消防長より感謝状が手渡された。
石黒消防長は「御社の店内において、40代の男性が心肺停止の緊急事態に陥った際、AEDを駆使して蘇生活動を行って頂きました。これは日頃の訓練の成果で大変素晴らしく、稲沢市民の安心安全を保つ上で非常に心強い気持ちで一杯です。御社における社員訓練がなされていると実感した」と語った。
善都の都筑社長は「社員には店舗の最寄りの消防署においてAED研修を受けさせており、今回はその事が人命救助に繋がりました。AEDは使われない事にこした事はありませんが、沢山のお客様が来店され、何かあった時にはすぐに対処出来る体制作りをしております。安心安全というのが前提であり、全ての社員が今回の件で再認識して貰うようにしていきたい」と述べた。