娯楽産業 (株)善都(本社／愛知県豊田市)は2月16日、名古屋市内のTHE KAWABUN NAGOYAにおいて、企画型インターンシップ「PREZENTATION」の最終審査会を開催した。本インターンシップは「遊びの未来を考えよう!」をテーマに、2月10日から16日までの5日間(土日除く)で実施。学年に関係なくアミューズメント事業に興味のある学生を対象に募集を行い、24名が参加した。
学生達を5チームに分け、最初の4日間で遊技体験や店舗見学、役員講話などを通して、パチンコ業界や同社の行うCSR活動についての理解を深めた。最終日に行われた最終審査会では同社の都筑善雄社長や竹田昌仁専務取締役、京楽産業.(株)の竹脇一騎営業企画部長ら6名が審査員を務める中、1チーム15分の持ち時間で顧客創出のアイディアをプレゼンテーション。“レンタル彼氏”や“トレーディングカード”、“SNS”を活用した方法など、チーム毎に学生ならではの斬新なアイディアが発表された。
全プレゼンテーション終了後、審査結果が発表された。見事1位に輝いたのはアルバイトからパチンコユーザーになってもらう方法を提案したチーム「カラフル」。学生の多くはパチンコ店に対してうるさい、臭い、怖いといった負のイメージを抱いている為、アルバイトとして実際に働いてもらう事でイメージの改善が図れるのではないかと指摘。アルバイトの獲得方法としては、面接対策や専門講師によるセミナーなどを無料で受講できるという就職支援制度を確立する事が効果的ではないかと伝えた。
成績が発表された後、総評を行った都筑社長は「会社を経営する立場の人間はなかなか固定概念という殻を破る事が難しいです。そんな中で、本日は非常に斬新で新しいアイディアを頂きました。アイディアを参考にしつつ、弊社ではパチンコのイメージ改善に今後も取り組んで行きます。また、皆様には5日間を共に過ごしてきた仲間を大事にして頂きたい。これから就職すれば色々な悩みもでてきます。そんな時、相談し合いながら共に頑張って頂きたいと思います。この5日間の経験が将来に役立つものになればと思います」と語った。