同友会 健全化に向けた対応について問題共有

一般社団法人 日本遊技産業経営者同友会(東野昌一代表理事)は12月16日、上野オーラムにおいて、12月度定例理事会を会員179名(ホール38社76名、賛助55社103名)により開催。同日開催のあった日工組の説明会について、タイムリーに会員に説明し問題共有に努めたという。

また、終了後には忘年会も実施し、会員、賛助会員、業界誌など約200名が参加した。はじめに挨拶に立った東野代表理事は「業界が大変な時という言葉は自分が物心ついた時から、諸先輩方が仰っていました。これはずっと大変なんだろうと思います。ただ、その中で生き残っていかなければならないし、成長していく事がお客様、地域の方々、家族、社員の為に僕らが頑張るしかない。この困難を乗り切って、何年か後にあの時頑張って乗り切れたなと思えればいいのではないか。色々な団体が色々な考え方を持ち、それぞれの歴史があり、答えもそれぞれ出てくると思います。同友会は政策提言団体として、来年は様々な事を提言していければと考えています」と語った。

以下、理事会内容
①新規入会では、賛助会員として大成工務(株)(取締役・渡邉大祐氏/愛知県名古屋市)、(株)ケーエスピー(代表取締役・駒田一央氏/東京都千代田区)を承認。
②遊技機検討WGについて、11月30日開催内容を報告。
③遊技機性能調査の結果(概要)について、機構の発表した6か月間の結果を報告。
④今後の遊技機について、11月25日、警察庁の説明(大門課長補佐)ならびに、12月10日に日工組から発出された文書の内容について報告。さらに、12月16日、日工組で説明会に出席していた東野代表理事が理事会に合流、説明会の内容について報告した。

委員会報告は次の通り。『人材活用委員会』より「熱海塾」(旧・店長交流会)の開催予定(平成28年2月18日、19日・熱海、福岡ストアコンパリゾン3月23日、24日予定)。店長マネージメント分科(第3期店長勉強会12月17日開催)、女性社員による交流研修運営分科(女性会報ルピナス作成)、採用運営分科(情報交換会平成28年2月2日、3日予定)、人事交流分科(未経験企業のトライアル開始)。『営業システム委員会』より、置引き防止マニュアル活用に関するアンケート中間報告。ホール営業・遊技機分科(10分間で長く遊んでもらうには協議)、建築・設備分科(新電力の導入シミュレーション)、セキュリティー 分科(置引き防止マニュアル、遊技機流通の協議)。『経営戦略委員会』より、財務研究分科(PTB監査項目にもとづく財務勉強会)、集客研究分科(遊技人口を増やすための施策協議)。

・第3期店長勉強会キックオフミーティングは会員企業16社17名が参加。ニューウェルシティ湯河原(神奈川県)において、11月19日、20日開催報告。これをスタートとして、12月から平成28年5月までの半年間、毎月の勉強会を開催して研さんを積む。
・第2期女性社員による交流研修会(第5回)は会員企業10社10名が参加。ニューウェルシティ湯河原(神奈川県)において、11月19日、20日開催報告。平成27年5月からのプログラムを修了した。
・鳥取・島根県ストアコンパリゾンは会員企業21社40名が参加し、11月26日、27日に開催。会員の(株)三栄の店舗および10店舗を視察した。