北海道の遊技関連団体(北遊連・北遊商・日遊協北海道支部・回胴遊商北海道支部)による第1回合同賀詞交歓会が1月18日、札幌市内の札幌グランドホテルにおいて開催され、道内外各地から関係者145名が参集した。
会の冒頭には北海道警察本部生活安全部保安課の担当官より、新年に当たっての行政講話も行われた。その中で広告宣伝について、昨年、道内におけるぱちんこ営業者に対する行政処分は140件に達した。これは前年比約2倍となっている。これは全国でもトップクラスの悪い成績となっており、140件のうち90件が広告宣伝などによる著しく射幸心をそそるような違反であり、これらの違反は故意によるモノが多いと述べ、改めて遵法精神と健全な営業を要請した。
主催者を代表して挨拶に立った北遊連の中村和利理事長は「我々は許可営業である事を再確認し、遵法営業を本分として行政からの指示を仰いで営業していかねばならない」と述べた後、「一昨年は東日本大震災による大津波によって多くの尊い命と財産が一瞬にして押し流されてしまった。今でも32万人もの人々が不自由な避難生活を強いられている。出来るだけ早い復興の為に支援を続けていきたい」と語り、昨年の政府からの7%の節電要請に対し業界は15%以上の節電に取り組んだ。今年の冬も組合として10%以上の節電をお願いしておりますとして、北海道の遊技関連団体が初めて集まった賀詞交歓会で関係者に再確認した。