社会福祉法人 兵遊協社会福祉事業協力会(米田義一理事長)は、昨年来より準備を進めてきた「すばる保育園」の園舎落成に伴い3月22日、記念式典を開催した。
同協力会は業界で行われる社会貢献活動に対する一層の向上を図る事を目的に、平成6年7月に兵遊協により創設された法人。兵遊協を構成する組合員等からの会費や基本財産の運用益などを財源として、福祉施設への資金援助や備品の直接寄贈など施設運営に関わる財政的な支援活動などを中心に行う。その中で今回、社会貢献活動の新たな取り組みとして、積年の願いでもあった保育園の設立と共に施設運用を手掛ける事となった。
記念式典には参議院の末松信介議員をはじめ、兵庫県議会の五島たけし議員や明石市の和田満副市長など約50名が参加。冒頭、同協力会を代表して挨拶へと立った米田理事長は「我々は少子化傾向の原因は晩婚化や未婚化、子育てに対する負担感などが起因するものだと考えます。そこで出産後も自身のライフスタイルを出来るだけ崩さずに暮らしていけるように、子育て支援の施設を充実させることなどが喫緊の課題であると判断しました。ここまで来るのに様々な課題もありましたが、こうして保育設備への協力を行える事を喜ばしく思います。今後はより一層の社会貢献活動に対する意識を高め、より良い保育環境を提供することに努めて行きます」と語った。