兵庫県遊技業組合連合会青年部会(北本幸寛部会長)は、障害者と健常者との「明るい共生社会」創造を目的として11月8日、神戸市中央区のハーバーランド・高浜岸壁において、「はぁ〜とふるふぁんどフェスタ」を開催。あわせて、こうべジョイフルコンサート協賛支援セレモニーとして、神戸市社会福祉協議会(こうべ障害者音楽フェア実行委員会)に寄付を行った。
はぁ〜とふるふぁんどフェスタは「身近で手軽な大衆娯楽」の担い手として、楽しさから生まれる豊かな心を地域社会に広げていくことを使命として活動する同青年部会が、その活動の一環として開催する2年に1度のイベント。授産施設を始めとする福祉作業所の存在や活動を、次代を担う子供達や多数の人々に広げたいとの想いからスタートし今回で6回目の開催を向かえる。
前回までは屋内の会場でだったが、10年目の節目を向かえる今年は、屋外のより広い会場に場所を移し、より多くの障がい者(児)と健常者(児)の交流を目的に、ふれあいの場を提供した。当日はあいにくの雨模様だったが、会場に隣接しているアンパンマンミュージアムに遊びに来た子供たちをはじめ、通りがかる人達が大勢立ち寄っていた。
イベントはステージでのショーと並行して県内の授産施設や小規模共同作業所がブースを出店し、それぞれが作ったお菓子や工芸品を販売した。およそ35名参加した青年部会員と関連商社のボランティアスタッフはお菓子すくいや綿菓子の販売を行うブースを出店。更に会場が屋外となった事で、ボールプールや足こぎポニー、巨大迷路といったアトラクションを新たに用意し、ボランティアスタッフたちは子供たちとふれあいながら楽しい一時を提供していた。
大勢の子供たちが集った
青年部ブースでは綿菓子等を販売
足こぎポニーで子供たちとふれあい
実行委員長の林和弘氏(左)と北本部会長(右)
初の屋外開催(ハーバーランド・高浜岸壁にて)