兵庫県遊技業協同組合(平山龍一理事長)は9月19日、神戸・ANAクラウンプラザホテル神戸において、統一オーナーブロック会議を開催し、組合員ら約300名が参加した。
挨拶に立った平山理事長は、「政府は大阪においてカジノを含む統合リゾート計画を全国で初めて認定しました。これにより依存問題対策がクローズアップされることは火を見るより明らか。のめり込み、依存問題は社会的関心が非常に高く、業界における対策実施にあたっては県民からどう見られているかという視点が欠かせない」として、依存家族からの視点を大事にしていかねばならないと語った。
行政講話で兵庫県警保安課の山下調整官は、パチンコ営業の健全化についてと題し「広告宣伝の運用について」、「のめり込み、依存防止対策」、「不正防止対策」についてレクチャーした。また、社会学から見たギャンブル依存について講演した都留文科大学の早野教授は、科学的データをもとに理論武装する重要性を説き、業界がすべきことについて、感情論ではなく、正しいギャンブルに関する知識と依存症知識を身につけるなど4点について解説した。