兵庫県遊技業協同組合(平山龍一理事長)は、青少年の健全育成に寄与するため、「情報モラル教育用DVD」を作成した。このDVDは、兵庫県姫路市の小中学生が中心となってキャラクターを考案、警察・大学生らの協力のもとマンガ「スマホン&モラルと学ぼう、ネット利用のルール教室」を、組合が映像化した。
作成したこのDVDは去る3月10日、兵庫県警察本部別館9階において完成披露され、平山理事長が、公益社団法人兵庫県防犯協会連合会(武内重治理事長)に贈呈した(作成費83万6000円相当)。これを受け、同DVDは、兵庫県警察に提供され、少年非行防止教室等に活用されている。また、YouTubeの兵庫県警察公式チャンネルにおいては、視聴が可能となっている。
同作品「ネット利用のルール教室」において、スマホの正しい使い方を伝えるためにやってきた妖精、スマホンとモラルンが登場する。第1話「ネットへの書き込みには注意しよう」と題し、最近スマホを買ってもらった中学生の須磨穂音斗(すまほ・ねっと)君が、ネットモンスター「ギャラオ」にあやつられる。これを妖精たちが力を合わせて阻止するというストーリー。第2話では「ネット上での知らない人とのやりとりはやめよう!」で、後半は、「インターネット安全教室」となっている。