娯楽産業 
全日本遊技事業協同組合連合会(阿部恭久理事長)は5月22日、遊技会館(都内新宿区)において5月定例全国理事会を書面決議により開催した。
冒頭の阿部理事長からは、休業要請に従わない筆頭とされたパチンコ店、そして開店に並ぶファンの映像が繰り返し流されるなどして、厳しい社会からの見られ方と、経営環境の厳しさに直面している中、「パチンコ・パチスロ業界のみならず、あらゆる産業、そして全国民にとって大変厳しい状況であります。国民全てが、危機意識を認識し、責任ある行動をとることが重要です」と、「パチンコ・パチスロ店営業における新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドライン」の遵守を呼びかけた。
■(第1号議案)理事長候補者の選出について
任期満了となる役員改選の年であり、「全日遊連理事長選任実施要領」に基づき4月22日から5月13日まで立候補の受付を行った結果、阿部恭久氏(東京遊協)の立候補(単独)となった。単独立候補のため、同理事会において理事長候補者として承認。6月23日の通常総会当日に開催される全国理事会において、新理事長に選出される。
■(第2号議案)第29回通常総会資料の検討について
協同組合法に則り、全日遊連及び全日防連の第29回通常総会資料(事業報告書、決算関係書類)等について上程し、異議なく承認した。
■(第3号議案)第30回全国ファン感謝デーの実施について
2020年度第30回全国パチンコ・パチスロファン感謝デーは、今秋に開催実施を予定しているが、新型コロナウイルス感染症の影響に鑑み、様々な懸念事項(リスク)と、幹事商社「そごう・西武」からの要望事項等について協議。全国パチンコ・パチスロファン感謝デーについては、次の通り承認した。
●予定どおり11月21日・22日・23日に行う。
●告知施策(テレビ番組、テレビCM、新聞等)については中止する。