全日遊連 「ECOパチ」遊技機の検討テーブルにつく

4月25日に開催された全日遊連の記者会見において、5月11日にホール5団体へのECOパチ説明会を日工組が行うと発表。これを受け、ホール5団体は、ECOパチについて議題として毎月検討スタートし、対応を明らかにしていくという。

ここでいう「ECOパチ」とは、これまで「封入式ぱちんこ」として噂されていた構想。当初考えられていたものとは少しずつ変わっていき、周辺機器に影響を及ぼさないエコなパチンコ遊技機を目指すというもの。当初のイニシャルコストは割高感はあるかもしれないが、ランニングコスト面では、比較的安価に提供できるといわれていた。そのことから、装置産業(遊技機)にとって足かせともなっている高コスト体質のホール経営から、脱皮を図れるという考えで開発がおこなわれてきているとされる。ただ、メーカー利害とホール現場(経営)での視点には温度差が当然あり、当然遊技客においても、手打ち→電動時代、プリペイドカード導入によるCR化(確率変動)の時代のように、その影響は当然大きいと予想される。今回始めて、正式な検討・協議の場が持たれることになり、オープン化されていくことは評価されよう。