第5回目となる「全国遊技業青年部会交流会」が大遊協青年部会幹事の元、2月7日、大阪市北区のホテルグランヴィア大阪にて開催された。21都府県の青年部員106名が集り親交を深めると共に、「あっても ええやん パチンコ」をテーマに、業界の未来やあり方、パチンコをしない国民にも業界の存在を是として頂く為にはどうすれば良いのかを話し合った。
冒頭、幹事を代表して挨拶に立った大遊連青年部の光本浩三部会長は、「全国の若手経営者が一同に会し業界の将来を見据えて議論する事は実に意義のあることだと思います。全国の青年部会員が5年前から日本中で横に繋がり日々情報交換や親睦が行なわれるこの全国青年部会は、業界の大動脈となる組織だと自覚しています。」と述べ、テーマについて結論が出ずともじっくり考え議論していく事が重要だと語った。
交流会では慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授の岸博幸氏による記念講演の後、人間力総研(株)の二瓶正之代表による基調講演が行なわれた。その後、参加者は13グループに分かれディスカッションを開始。参考資料に「何故、パチンコを打たないのか」というネガティブな内容をピックアップしたアンケートを使用し、業界のマイナスイメージ払拭の為にどの様な取り組みが行えるのかを議論した。
ディスカッションの最後には各グループ代表が議論結果を壇上で発表した。誤解を招きがちな見えない部分を積極的に開示し透明性を高めるといった意見や、社会貢献活動を広く一般に認知してもらうための方策、更にはパチンコや組合(遊技業)の名称を『アイボール』として親しみやすくするといったユニークな意見も飛び交った。