全国遊技機商業協同組合連合会(林和宏会長)は6月11日、ホテルメトロポリタン エドモント(東京都千代田区)において第30回通常総会を開催した。事業報告の中、認定機について2月1日から施行された規則改正に伴うぱちんこ機の認定申請、いわゆる前倒し認定の影響により、想定を大きく上回り、件数で49万1790件、台数で135万4442台と報告。この大量の認定申請に対応するため、組合員や地区遊商事務局は連日深夜まで業務に追われたとした。なお、ぱちんこ中古遊技機に貼付する確認証(紙)の交付状況について、件数60万6313件、台数98万5661台だった。
総会では、警察庁保安課から小清水徹係長が祝辞。記念講演では、遊技業界における最優先課題の一つである依存問題について全商協内にリカバリーサポート・ネットワーク(RSN)支援室(2年9カ月設置)していた事から、記念講演で大野真希氏((株)長良川ボウリングセンター)を講師に招いた。大野氏は「私が見た現状と業界が取り組むべき依存対策」と題して、RSN出向報告を行った。
講演する大野氏