全国遊技機商業協同組合連合会(中村昌勇理事長)は9月7日、今年7月より継続支援を行っている『森の長城プロジェクト』(主催:公益財団法人瓦礫を活かす森の長城プロジェクト/細川護煕元理事長)の一環として、宮城県・岩沼市の「千年希望の丘」において植樹活動を行った。
プロジェクトは仙台市荒浜地区から亘理町までの間に15の丘陵を造成し、そこに1丘陵約4万本の苗木を植樹するという趣旨の活動。この日は全商協社会貢献委員会(綛田騰委員長)のメンバー15人が全国から集り、タブノキなど4種類の苗木600本の植樹を行った。
午前10時、「千年希望の丘」駐車場に集合したメンバーは、正面中央に建立されたメモリアル碑の前で黙とうをした後、共同作業を行うことになった宮城県内からの個人参加者35名とともに現場となる造成地に移動。約180平米の斜面に600本を植えたほか、斜面を藁で覆い、荒縄で土止めをする作業を約2時間行った。
作業に参加した委員会メンバーの一人は、「最初は簡単な作業を少し行うだけだと安易な気持ちでいたが、時間が経過するにつれ、自分が植えた苗木が大きく育って、何かの役に立ってほしいと思うようになり作業にも熱が入った。良い時間を送ることができた」と感激の言葉を語った。なお、この日植えられた苗木は3年でしっかりした木に成長するとのことだ。