一般財団法人 保安通信協会(有馬康之理事長・略称/保通協)は、7月1日付けで6月の型式試験状況を発表した。
6月は、適合(ぱちんこ20・回胴16)、不適合(ぱちんこ41・回胴58)、受理件数(ぱちんこ90・回胴94)。また、型式試験申請抽選申込件数は、ぱちんこ等遊技機48件、回胴式遊技機98件。なお、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急対応として、3月27日から当面の間、抽せんの立ち会いを中止している。
また、6月19日付で役員名簿を刷新。理事長は有馬康之氏、専務理事に佐野淳氏(元警察庁情報通信局長)、常務理事には、殿川一郎氏(元内閣官房内閣衛星情報センター次長)。理事(非常勤)は5氏、監事(非常勤)2氏。
令和元年(平成31年4月1日〜令和2年3月31日)度の事業報告では、型式試験事業において、受理件数1930件(ぱちんこ942・回胴986・じやん球2件)、結果書交付1826件(ぱちんこ926・回胴897・じやん球3件)。型式試験事業の手数料等支出明細書は、手数料27億943万7000円(前年23億7356万2000円)、その他6325万1000円(同5702万5000円)。
遊技機の型式試験に関する調査研究として、①中長期的課題に関する調査研究(画像処理技術等を用いた遊技機試験の高度化に関する調査研究の5年計画の初年度)②試験事務の効率化のための実用化研究遊技くぎの傾き及びその方向の計測方法に関する調査研究は、令和2年度に試作システムを改良して実用化を目指し、計画を1年延長)。