京都府遊技業協同組合青年部会(白川智久部会長)は7月24日、京都府亀岡市にある亀岡カントリークラブにおいて、第19回社会貢献事業チャリティゴルフ大会を開催した。
大会は府内の社会福祉団体への事業資金助成・支援などを目的に、青年部会が中心となって毎年継続して行っている社会貢献活動の一つ。青年部の設立25周年記念として2000年より活動を開始し、今年で19回目を迎える。当日は京遊協の青年部会員・組合員をはじめ、大阪、兵庫、奈良、滋賀の府県遊協青年部会員、商業組合関係者や関連商社など81名が参加して親睦を深めた。
プレーはアウト・イン同時スタートで18ホールストロークプレー・新ダブルペリア方式のハンディキャップ算出にて実施。ルールはJGAゴルフ規則及びローカルルールが適用された。チャリティ大会である為、ニアピン賞対象ホールにおいて、特別ルールとしてワンオンできない場合には1000円のチャリティを募った。チャリティ金はこの他、参加費や表彰式後のオークションによる収益によって集められ、計約73万円となった。
懇親会の冒頭、挨拶に立った白川部会長は、チャリティ金は年末(11月29日)、京都遊協と合同で行う寄贈式において京都府下の福祉施設に寄贈する事を述べ、参加者からの賞品提供なども合わせて活動への協力に謝辞を述べた。乾杯の発声は親組を代表して白川鐘一理事長。参加者に対し青年部会主催の活動への協力に謝辞を述べ、声高らかに杯を掲げた。
表彰式では全参加者に賞品が手渡された。ロボット掃除機やニンテンドースイッチといった豪華景品が用意され、優勝した(株)ジャパンビバレッジウエストの福田守晃氏(GROSS96、HDCP26.4、NET69.6)にはパナソニックの43型テレビが贈られた。後のチャリティオークションでは東京ヤクルトスワローズ選手たちの記念グッズや、横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智選出が昨年のWBC出場時に製作したスパイク(サイン入り)を出品。競って落札する姿が見られた。「チャリティは続けていく事に意義があります。次回は20回の節目。この先も継続していきたい」と白川部会長。厳しい経営環境下だからこそ、協力者が少しでも楽しんで社会貢献活動に参加できるよう、賞品や運営方法などを今後も考えていきたいと語った。