京都府遊技業協同組合(白川鐘一理事長)は4月27日、京都市中京区のANAクラウンプラザホテル京都において、同青年部会との共催で「春季営業者・管理者等研修会」を開催。組合に所属する約230名の営業者・管理者・店長等が集まった。
開催に先立ち、壇上に上がった白川理事長は、「業界を取り巻く環境は『検定機と性能が異なる可能性のある遊技機』の撤去問題をはじめ、まことに厳しい状況です。その様な中でも健全な営業活動を行う為には、現状の問題点や各種法令について研鑽を重ねる事が重要であり、今年度も営業者や管理者等の皆様を対象に研修会を行う次第となりました」と挨拶。研修会の概要を説明し、研修内容を持ち帰り、今後のホール運営に是非役立てて頂きたいと語った。
研修会は2部構成で行われた。第1部「ゴト被害の現状とその対策について」では、(株)ジーティネットよりCS事業部の中出直樹氏、第2部「不当要求防止責任者講習」では、京都府暴力追放運動推進センターの上原忠晴事業課長がそれぞれ講師を勤めた。また、第2部には京都府警察本部刑事部組織犯罪対策第二課の渡邊由弘警部補も列席。研修後には修了証の交付が行われた。