中国遊技機商業協同組合(山本基庚理事長)は1月10日、広島駅前のホテルグランヴィア広島において、臨時総会ならびに令和7年新年互礼会を開催し、組合員並びに中国地方の業界関係者ら81名が参集した。
臨時総会では、社員名簿書式の改訂や個人情報取扱いについて、社会貢献活動や福利厚生活動などについて伝達された。
新年互礼会の冒頭、挨拶に立った山本理事長は、「今年は巳年、乙巳(きのとみ)の年となります。積み重ねた努力が報われる、大願成就のように理想が現実化されるまでの年とされております。昨年を振り返りますと、先の総選挙において、自民・公明党の連立与党が過半数割れという結果となりました。我々、遊技業界においては、広告宣伝や遊技機の一部規制緩和を受けた年となりましたが、依然としてスマパチ、スマスロへの関連機器や新紙幣への対応などで体力を奪われて、疲弊しているホール様も多数おられます。我々業界団体が、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の基に運営されているため、風俗営業という言葉ひとつを取って、世間では性風俗と仲間であるかのように誤解されている。様々な規制を受ける中でもホール運営に関しては、法的融資や助成なども行われていないのが実情で、本年7月には参議院選挙が控えており、身近で手軽な大衆娯楽であるパチンコ業界をさらに発展させるためには、風俗営業の枠を脱し、新たな業界の枠組みを作らなければならない」として、政治の力を借りるためにも大変重要な7月の選挙に理解と協力を求めた。