三重遊協 フリースクール「三重シューレ」に約570万円を寄贈

三重県遊技業協同組合(権田清理事長)は11月22日、組合会議室においてフリースクール「三重シューレ」に対して約570万円を寄贈した。

三重遊協は、社会貢献活動の一環として平成15年からフリースクール「三重シューレ」の家賃補助、平成28年からは全額給付型の奨学金制度を発足、令和元年から飲料メーカーの協力を得て、三重シューレを対象とした寄付金型自動販売機の設置・運用など支援を続けてきた。本年度は、一昨年度からのコロナ禍による廃業が相次ぎ、困難な経営環境が続く業界内ではあるものの、本年9月の理事会において、経営は厳しくても社会貢献活動は継続する「社会貢献の灯は消さない」旨を決議し、本年度も善意の箱(金のハート)から約539万円、三重ファン感謝デー売上の一部から約33万円の総額約572万円を支援することとした。

22日、贈呈式を実施し、権田理事長が三重シューレの石山佳秀代表に目録を贈呈した。また、寄付型自動販売機の設置推進状況として、本年10月末現在、寄付型自動販売機を設置し、収益金の一部を三重シューレに寄贈してきたが、本年9月末にもスイーツを中心とした寄付型児童販売機1台を設置して運用している。同組合は、飲料メーカーである(株)伊藤園、地場産業者と共同して、寄付型の自動販売機の設置を遊技業界以外にも設置推進を働きかけている。

三重県遊技業協同組合