三都青年部会は11月13日、大阪市北区のブリーゼプラザにおいて勉強会を開催。フリーライターのPOKKA吉田氏と日工組の渡辺圭市理事(技術担当)を招いたパネルディスカッションを行った。
三都青年部会は大阪遊協、兵庫遊協、京都遊協の近畿三都の青年部で構成されており、この様な形での勉強会は昨年にも行われている。集った部会員は約25名。パネルディスカッションではコーディネーターを大阪遊協の野口賀蔵部会長、パネラーを兵庫遊協の米田邦広部会長と京都遊協の白川智久部会長がそれぞれ担い、業界動向をはじめ各種課題や問題に対して忌憚の無い意見を交し合った。
POKKA氏と渡辺理事を招いてのパネルディスカッションは、今年2月に鹿児島で開かれた全国遊技業青年部交流会でも行われている。今回はその後の話として、例えば管理遊技機に関する最新動向や、族議員を擁立しようとした参議院選挙の振り返りなど、今年1年を総括するとともに、様々なトピックを再整理。渡辺氏は主に遊技機に関連して、POKKA氏は業界を大局的な見地で捉え意見や情報を伝えた。
特に新規則機への完全移行までのこり1年と少しとなる現在。遊技機の適合状況や、ホールにとって新たな設備投資が求められるであろう管理遊技機のリリースタイミングなどについて関心が高まっていた。また、キャッシュレス社会への対応や海外進出についての可能性を模索する声もあり、議論を深めた。意見や質問はパネラーだけでなく参加した部会員たちからも積極的に飛び交い、青年部会だからこその“ざっくばらん”な意見交換の場となっていた。