リサイクル協会 第5回総会開催 スロット好調を受け回収台数大幅増

一般社団法人遊技機リサイクル協会は、2月17日に都内東京ドームホテルにおいて、第5回定時社員総会を開催した。

平成23年度の事業報告では、協会システムに新たに釧路、函館の2方面遊協が参加。全部で24都県方面遊協になったことを発表。遊技機のリサイクル実績は、パチンコが震災後の混乱の影響を受け、450471台で前年比-12.8%、65914台減。一方パチスロは1103251台で、前年比75.0%増、44263台増と、スロット好調を受け大きく数値を伸ばした。トピックスとして東日本大震災、タイ洪水災害で、遊技機部材メーカーが一時供給不能に陥ったため、リサイクル協会へも部材確保の依頼が増加、出来る限りの協力を行ったことが報告された。

任期満了に伴う役員改選では、小田代表以下全理事が再任。小田代表は抱負として、行政が危惧している闇スロ等への遊技機の拡散を防ぐため、同協会システムが推める機歴管理の徹底と、回収台数のさらなる増加こそが業界に対する貢献であるとの認識を示し、参加者へ協力を求めた。