屋号「ユーコーラッキー」など28店舗を展開するユーコーラッキーグループ(本社/福岡県久留米市)は5月1日・4日の両日、「ユーコーラッキーゆめパーク久留米店」駐車場において、日本赤十字社の献血会場として提供し、259名が協力した。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、献血イベントの中止や延期など、日本赤十字社福岡県赤十字血液センターでは、予定していた献血バスの配車先が決まらないなど困難な状況が続いている。一方で、全国では毎日約3000名余の輸血用血液を必要としている状況にあり、適切な水準で輸血用血液を維持していく取り組みが続けられている。こうした窮状を知り、本社のある久留米市の「ゆめパーク久留米店」駐車場の提供を申し出たもので、その結果、5月1日108名、4日151名の合計259名(従業員含む)が献血協力した。
地元メディアでは、緊急事態宣言すぐに協力休業中のパチンコ店が、駐車場を献血会場として貸し出す事を決断した社会貢献としての取り組みを高く評価し報じた。そして、SNS上ではその取り組みが拡散され、4日は多数の一般来場者が訪れたという。
北川武士店長(ユーコーラッキーゆめパーク久留米店)は、「地域の皆様に支えて頂いている業態。早くコロナ収束につながるよう休業を続けています。そして献血のご協力をよろしくお願いします」と地元メディアの取材に応えていた。
インタビューに答えた北川店長
写真提供/株式会社ユーコーBEX