(株)ユニバーサルエンターテインメント(本社/東京都江東区)は7月7日、ユニバーサルブロス製の新機種「SLOTシャドウハーツⅡ-運命の道標-」の発表に伴い、本社ボールルームにおいてプレス発表会を開催した。
本機は同社初となる新内規に対応したパチスロ機第1弾だ。挨拶に立ったマーケット戦略室の長谷川崇彦室長は「新内規によって開発環境が変化する中ではあるが、そのしわ寄せをプレイヤーに強いるような事をしてはいけません。本機はペナルティを廃したからこそのゲーム性をはじめ、プレイヤーが楽しめる様々な仕掛けを搭載しました」と、新内規機だからこその魅力をアピールした。
「シャドウハーツ」は2001年に同社(旧アルゼ)より発売されたロールプレイングゲームだ。完成度の高いストーリーや個性的なキャラクターが評価され、08年にはミズホブランドでパチスロ化も実現。ゲーム内の戦闘システムが画期的で、前作ではパチスロメーカーならではの“目押し”要素をゲームに取り入れた「ジャッジメントリング」も話題を呼んだ。この機能は本機でも取り入れられており、ARTやG数上乗せの抽選をかけたシーンでプレイヤーの運命を左右する。
スペックはボーナスとART「幻影RUSH」(純増2.1枚/G(ボーナス込み)、最低30G+α)のループで出玉を増やすA+ARTタイプ。ARTへは通常時のボーナスを主契機としており、ボーナスはARTへの“突入率”と“継続率振り分け”が異なる3種類+1種類のモードをプレイヤーが選択できる。ART当選期待度が高いモードは継続期待度が低く、その反対にART当選期待度が低いモードはART継続期待度が高いといった特徴をそれぞれ持つ。
ボーナス中に発生する「ジャッジメントリング」演出に成功すれば、通常時の場合ART突入抽選を、ART中はG数上乗せ抽選が行われる。リング上で回り続ける針を、色のついたエリアでタイミングよくストップボタンを押せばOKという誰でも楽しめる新感覚の技術介入要素がゲームを盛り上げる。尚、針は回り続けるので落ち着いて臨めば押し逃す事はないが、1周で成功させた場合は更なる特典が受けられる場合もある。
ARTの流れは、初めに上乗せ特化ゾーンの「フュージョンドライヴ」に突入し初期G数を決定したのちARTがスタート。規定G数消化後に継続バトルを行い、勝利すれば再び「フュージョンドライヴ」に戻るという流れだ。この上乗せ特化ゾーンはG数獲得期待度の異なる5種類(1セット5G)が用意されており、レア小役に当選時には、上位モードへステップアップするチャンスとなる。尚、ART継続率はMAX約80%で、その継続率は先述したように突入ボーナス時のモードによって左右される。
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