(株)メイドインサービス(本社/東京都府中市)は11月25日、東京・台東区の上野ホテルパークサイドにおいて、ホール経営、店舗管理者を対象とした第6回定例パチスロ強化無料セミナー2016を開催した。
セミナーではまず、トレンド書店代表の藤岡信広氏を講師に招いた。パチンコチェーン企業において長年ホール運営に携わり、現在は大阪、和歌山で3店舗トレンド書店を経営。立場は違えどファン開拓について、他店と違った客層の開拓、新しい印象の訴求についてノウハウを伝授した。
続いてメイドインサービスの飯田信一部長より「5.5号機活用術〜2017年勝ち残りのカギ〜」をテーマとし、パチスロ運営の強化について探った。稼動の低下要因として「高設定に期待できない」「勝率が落ちている」「投資がかさむばかり」「短時間では遊べない」といったファンの声がある。ホール側からは「予想以上に新台の稼動低下」「機械台の回収に急いでしまう」「目標粗利がおぼつかない」「高設定でも期待通りに稼動しない」という声。ファンとホール側で乖離した声があり、新規ユーザー、ファン育成の道のりは険しい状況。12月で50%、来年30%という自主規制対応の中で、ファン開拓が手遅れにならないよう、またスリムな経営が求められているとした。
4号機から5号機の移行時の例で明らかであり、旧要件機を最後まで残し、新要件ファンの開拓を怠った店舗の陥落があった。一方早い段階で新要件機を進めた営業戦略の店舗の安定稼働があった。そうした教訓のもと、今すべき事は、5.5号機を活かす事とした。ファンが期待感を持つことができる適正台数の確保、立地・店舗特性に見合った適正な機種構成で、5.9号機時代に向けた着実なファン育成を指南した。
同社は、2016年をパチスロ運営強化必須の年と位置付け、パチスロの設定代行サービスなどパチスロ運営に関する様々な支援サービスを展開している。パチスロ強化無料セミナー2016は最終となり、次回からは、2017となるが現時点での開催は未定。