(株)マルハン(本社/京都、東京)が特別協賛する第5回「マルハンカップ 太平洋クラブシニア」8月4日・5日に太平洋クラブ六甲コース(兵庫県三木市)で行われ、マークセン選手が初日リーダーの久保勝美選手を逆転で制し、本大会2回目の優勝を果たした。
「マルハンカップ 太平洋クラブシニア」はPGAシニアツアートーナメントの一つとして、同社グループ会社である(株)太平洋クラブ主催のもと毎年開催されており、賞金総額5,000万円をかけてシニアのトッププロ60名と、予選を勝ち上がったアマチュア30名が本戦で勝負するという特色ある大会。真夏の好天のもと行われた本大会には、2日間で合計3,682名のギャラリーが観戦に訪れ、同時開催された北海道グルメフェアやチャリティフォト/サイン会、子ども向けスナッグゴルフ等と共に、会場は盛り上がった。
初日7アンダーで2位タイだったマークセン選手は、大会が始まる前々日の木曜日から体調を崩し、最悪のコンディションの中のラウンドだったようで、「力が入らず、軸がブレてショットが安定しない不安があった」というように、一時は通算5アンダーまでスコアを落とした。ところが初日9アンダーでリーダーの久保選手も、中々スコアを伸ばす事ができず苦しいゴルフが続いた。そのような中、勝負どころをわきまえているマークセン選手が、バーディーチャンスを確実にモノにして、久保選手を逆転し、優勝を飾った。
また、ベストアマは松本武夫選手が獲得。こちらも大混戦の中、17番を終えた時点で通算7オーバーの松本選手と東本選手の2人が並び、多くのギャラリーが見守る中、松本選手が最終ホールで見事なチップイン・バーディーを決め、73ストロークとし、通算6オーバーでベストアマの座を手中にした。