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(株)マルハン(本社／東京都、京都市)に所属する狩野亮選手(27歳)は、ソチ2014パラリンピック冬季競技大会において、2大会連続での金メダルを獲得。3月8日の大会第2日アルペンスキー男子滑降座位で、日本勢第１号となる金メダルを獲得した。前回大会のスーパー大回転に続き、冬季大会では日本勢初の2大会連続優勝。そして第3日の9日、アルペンスキー男子スーパー大回転座位も、金メダルを獲得する快挙となった。
1月23日にマルハン本社での壮行会において狩野選手(写真)は、「4年前のバンクーバーの金メダルで満足することなく、今回は一から自分を作り直して、メダルに値する実力をつけて世界の頂点に挑もうという決意です。皆様の応援の声、期待をすべて持って、ソチのスタート台に立ちたい。スタートを切ったら、無心でソチの難コースにチャレンジしたい。もしそれができて、もしソチの舞台で自分の力を出し切ることができれば、必ずよい報告ができると信じています。日本チームとして掲げてきた、日本チームで表彰台独占というチーム目標にも挑みたい」という決意表明通りの活躍となった。
狩野選手は、今後も「スーパーコンビ」（11日)、「回転」(13日)、「大回転」(15日)に出場を予定しており、さらなる活躍が注目される。