(株)マルハン(本社/東京、京都)は5月20日、グランドハイアット東京において、新生・太平洋クラブ事業戦略発表を行った。2013年5月マルハンは、(株)太平洋クラブ及びその子会社5社とスポンサー契約を締結し、3月に更生手続を終結。今回、新生・太平洋クラブとして再スタートするための事業戦略を発表し、新たなブランド戦略を打ち出した。
マルハンからは、韓裕社長が出席する中、新生・(株)太平洋クラブを代表して、韓俊社長、河本和彦副社長が説明。「Top of the Top 〜日本が世界に誇るゴルフクラブへ〜」という新ビジョンを打ち出し、様々な改革を通して、ブランド価値を向上させ、クラブ会員権の価値回復につとめていくことを発表。その中で、理事会の一般社団法人化、設備投資計画、トーナメントの継続実施と誘致などを発表した。
トーナメントでは、恒例の「三井住友VISA太平洋マスターズ」(御殿場コース・静岡)の開催はもちろん、今年新規に8月2〜3日・PGAシニアツアー「マルハンカップ 太平洋クラブシニア」(六甲コース・兵庫)、9月30〜10月3日「クォリファイングトーナメント3rd.」(佐野ヒルクレスト・栃木)、10月9〜10日「太平洋クラブチャレンジトーナメント」(美野里コース・茨城)、来年には「PGAメジャーツアー第83回日本プロゴルフ選手権大会日清カップヌードル杯」(江南コース・埼玉)など開催誘致を発表。また、アジア屈指のゴルフ&カントリークラブ「ザ クリアウォーター ベイ ゴルフ&カントリークラブ香港」とのレシプロ契約を締結。顧客ターゲットを世界にも向け、提携を進めていく皮切りとした。
香港のゴルフクラブと提携を発表、調印式を行った
新規のトーナメント開催を発表
左からマルハンの韓社長と太平洋クラブの韓(俊)社長、河本副社長