ヒューテック(株)(本社/名古屋市千種区)は2月7日、OtOC-ビッグデータ・イノベーションセミナーを東京国際フォーラム・ホールBにおいて開催。全国4会場での最終となる東京セミナーには約230名が受講した。
第1部で上田知弘氏は、「顧客ウォンツと遊技動向から機種活用を読む〜パチンコ市場の2013年の傾向から2014年を考える〜」において、「4円セブン機を入れ替えても、あまり効果がないと感じていないだろうか。データによると、ホールに来店した半分以上は、セブン機で遊技していない。昨年12月ではセブン機で遊ぶのは44%という割合」。そうした点で、4円セブン機市場の巻き返し施策として、ライトミドル、ミドル機種の育成を掲げた。スロットでは、Aタイプ・ARTタイプ・30パイ・低コインなど、安定しており、「シェアを下げていないことからパチンコユーザーがスロットに移っている」として「勝ち率30%以上を求めるニーズが全般的にある」とした。
その後「CISデータが導き出す、ファンが本当に必要とする機種とそのタイミング、ファンが喜ぶ機種活用を全公開」(三輪勝治氏)、そして「ホール・イノベーションを促進させるマネジメント〜ビッグ・データを基軸としたマネジメントが強いホールを作り上げる〜」(福田耕太郎氏)において、機種選定、適正台数、機械寿命、収益確保に向けた自店でのデータ活用、着眼点を促した。
最終、世界が注目する『おもてなし』〜「サービス」から「おもてなし」への革新(米田幸子氏)において、お客様にとって掛替えのないお店、お客様と信頼関係を築く、口コミによる実践メリットを伝えた。