ヒューテック(株)(本社/名古屋市千種区)は1月23日、東京国際フォーラムにおいて、2012年CIS経営指針セミナーを開催した。
2011年の総括を踏まえ、2012年経営環境に対応するための経営の方向性を考えた。福田耕太郎氏は、変化に対応できる企業体質をつくる。経営者の正しい危機感、明確な方向性は、自店の「(客帳)データ」に表れていることを力説。例としてブラッド・ピット氏主演の映画「マネーボール」を挙げた。大リーグでは、有能な選手を獲得するために行う契約金や年俸の競争、伝統的価値観を重んじるのが常識だった。主人公は、過去の常識に縛られず、チーム財政が厳しい中、より効率的に資金を運用するため、出塁率・長打率を重視した選手起用で球団運営を実践していくという作品。ホール経営においても大変に共感できる作品とした。
ホール経営で勝機を見出すデータ活用として、新台導入前・後、台の良し悪しを見分ける、遊技客の不快の排除、客付き管理、新台を最大限有効に使う事について、きめこまやかなデータ活用を解説した。
日程は、東京(24日)そして、仙台(1月27日)、大阪(1月31日)、名古屋(2月1日)と全国4会場の日程。