娯楽産業 (株)パック・エックス(本社／東京都港区)は、パチンコ業界中途採用市場の動向を報告した。2014年1月度の中途採用の求人件数は、昨年1月に比べ21％増加し高水準となっており、理由としては、景気回復の後押しや、新規出店計画等から特に現場運営の即戦力を希望している法人を中心に中途採用意欲が高まっているとしている。
役職別で最も求人件数が多いのが「班長・主任職クラス」であり、総数としてこの層へのニーズが高いことは変わらないものの、全体に占める1月の割合は43.4％(前年同月比2.5％減少)となった。一方、前年同月比で最も増加したのが「一般職クラス」で4.1％増となっている。新卒採用が予定数に達していない等、若手の採用に苦労しているホール企業が、中途採用で若手社員を補うケースが増えているという。年末年始商戦がひと段落し、これから新卒の受け入れや研修を控えている中、ホール運営を円滑に進められる人材や新人教育を行える若手役職者層の求人が拡大していくとみられている。