娯楽産業 
勉強会や情報交換の場などを無料で提供する事で、パチンコ店に関わる全ての従業員のスキルアップとクオリティアップを目指す「パチンコを元気にする会」(発起人・高橋正人氏)は5月30日より、「お店別の商圏環境に沿った遊技客誘致(積極的に招き寄せる)方法を考える!!」をテーマに4回に分けてのセミナーを開催。7月11日にはその総集編となるグループディスカッションを行った。
セミナーの最終目標は、遊技客数の減少や来店頻度の減少など、ホール営業を行う中で懸念される問題に対応するための具体的な施策の考案。第1回、第2回では、予備知識として中小規模店の分析データや、実際に行われている施策などが紹介され、参加者らが自ら検証を行う事で幅広く多角的な知識を蓄えた。また、施策の実施にはスタッフの協力が必要不可欠。第3回ではセミナーで上がった施策をより効果的に伝える為、スタッフの教育手法などがレクチャーされた。
そしてセミナーの総集編となる第4回では、今までの情報をもとに3グループに分かれてのディスカッションを実施。グループ毎に「お客様に複数回ありがとうと言われるためには」「女性客を集客するためには」「お客様が勝った時の印象を強くするためには」3テーマについて具体的な施策が考案された。最後には出そろった全24種以上の施策を全参加者で共有した他、意見交換なども行なわれた。自店に戻った参加者らは学んだ知識を今後の営業に役立てる。