(株)バルテック(本社/徳島県徳島市)は5月9日、新機種「パチスロ ベン・トー」の発表に伴い、東京都港区にある同社東京事務所においてプレス発表会を開催した。
4年半ぶりとなる新機種発表だ。同社は4年半前(平成25年7月)、徳島を拠点とするノヴィルグループの一員として再出発。本機は新生バルテックの第1弾となる。挨拶に立った開発グループの中川敬章マネージャーは、ファンが長く楽しめる遊技機となるべく、奇をてらわずしっかりとした作り込みを行う事を開発の根幹としたとPR。販売面では高額な遊技機コストをホールだけに負担させるのではなく、メーカーとしてもリスクを負う「レンタルプラン」を開始したという。ホール経営を基幹とするノヴィルグループの一員となったことで、ホール経営視点からの遊技機開発に取り組んでいることを強調した。
コンテンツは半額弁当の購入を巡って、閉店間際のスーパーマーケットで毎晩のように超人的なバトルや駆け引きが行われている現代日本が舞台だ。“戦って、喰え”という原作のコンセプトとパチスロのゲーム性が融合した。スペックは王道のA+ART仕様。ARTへはボーナスやレア役を契機とした前兆(腹ヘルゾーン)を経て突入する。ボーナスは通常時はARTの突入抽選を、ART中はG数上乗せ抽選を行う内容で、BBで160枚固定、RBで最大40枚が獲得できる。
ART「ベン・トーRUSH」(純増約1.3枚/G・1セット30G+α)は、G数とストックを上乗せさせながら継続させていく仕様だ。レア役やSB(シングルボーナス)で突入チャンスとなる「氷結チャレンジ」や「ベントーバトル」に成功すれば上乗せ特化ゾーンやG数などの報酬が獲得できる。上乗せ特化ゾーン「氷結モード」は3段階の継続モードによって管理されている。リプレイ当選時に行われる転落抽選に当たらない限り継続して、平均約1/13で上乗せを行う。
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