トラストネットワークス 名古屋で金融セミナー開催

(株)トラストネットワークス(本社/東京都千代田区)は2月27日、名古屋市西区の名古屋ルーセントタワーにおいて、「パチンコ店経営に関わる銀行との付き合い方」セミナーを開催した。同社は関東、九州、関西を中心に“ホール向け制限機能搭載のATM”の導入を行う企業で2007年7月に設立。これまでに約800台のATMをホールに導入しており、今年4月からは愛知・岐阜・三重の三県への導入も予定している。

冒頭、挨拶へと立った平野宏副社長は「4月より我が社のATMを東海3県にも順次設置させて頂く事となりました。我々は主な事業として銀行ATMの開発・運用を行っており、特長としては置く業態に合わせてカスタマイズしたATMを扱っていると言う事です。パチンコ業界では、のめり込み抑制に配慮したATMとして引き落とし金額の制限などが施されたものを扱っています。今回は事業を行う中で他に皆様の助けになれないかと考え、金融面に関してのセミナーを開催しました。本日のセミナーを通して、金融面でのヒントを1つでも多く持ち帰って頂きたい」と語った。

セミナーは、リッキービジネスソリューション(株)の小原光男副社長と、同社の杉山尚史財務コンサルティング部長を講師に招き前半・後半(全4章)に分けた2部構成で実施。元銀行コンサルタントという経歴を持つ二人は「パチンコ店経営に関わる銀行との付き合い方」をテーマとし、銀行を取り巻く環境や銀行員の考え方、パチンコ業界に関する銀行審査など、銀行取引におけるノウハウをレクチャーした。