(株)ダイナム(本社/東京都・佐藤公平社長)は、第43期(平成22年3月期)決算短信(6月16日付)を発表した。
それによると
売上高8571億3900万円(昨年同期比11.7%減)
営業利益334億7900万円(同1.6%減)
経常利益321億200万円(同1.4%減)
純利益126億4400万円
と公表した。
短信では、利益面では、店舗コストの削減を図ったことなどなどにより、売上利益は512億3100万円と、15億5800万円の増加だった。ただし、新規店舗への拠出が増加したことなどから、減収減益。なお、新会計に対応すべくアナウンスされていた、ダイナムグループ保有資産の一元化の一環として所有不動産の一部を売却したことによる売却損102億3700万円を計上。低貸玉営業のより一層の拡大により、売上高は減少するものの、経常利益など、手堅い経営手腕が発揮された模様。
なお、次年度通期では、売上高8678億円、営業利益270億円、経常利益259億円、当期純利益116億円と厳しい経済環境の中で堅実な予想を掲げた。