(株)ダイナム(本社/東京都荒川区)は4月2日、天麗301研修所(静岡県伊東市)において、「平成26年度 株式会社ダイナム入社式」を開催。新入社員は昨年より18名多い215名(男性169名、女性46名)で、女性の採用比率を昨年より10%増の21.4%まで高めた。 今後も、同社は2023年3月期1000店舗体制に向けた出店計画に基づき、継続的に新卒採用をしていく計画で、2015年4月入社の新卒については、400名の採用を予定している。
佐藤公平代表取締役は「215名の新入社員を迎えることができ、大変嬉しく思っています。今年は、こんな言葉を皆さんに贈りたいと思います。『この3年間は辛抱しなさい。』ということです。よく石の上にも3年と言いますね。何事もひとつのことを本当に理解するには、3年くらいかかります。『辛抱しなさい』と言いましたが、正確には『3年間がむしゃらに働いてみてほしい』ということです。がむしゃらというのは、前向きに積極的に自分の持てる力を100%出すということです。そして基礎をしっかり作っていってほしいと思います。ダイナム、業界の現状をお話ししますと、日本でカジノがスタートするのではないかと言われています。カジノが実現した時にパチンコ業界がどうなっていくのかといろんな意見がありますが、パチンコは、今よりも“大衆の娯楽”、“身近な娯楽”、“日常の娯楽”という要素を強く要求され、もっと遊びやすい娯楽に変わることが求められると考えています。その中で今、ダイナムは業界のトップを走り、1円パチンコを中心としたお店づくり、そして1000店舗、マーケットシェア10%を目指そうと計画しています。1000店舗というのは、分かりやすい数字ですが、ダイナムが目指しているのは、パチンコを社会のインフラにしたいということです。そのためにやるべきことはたくさんあります。3年間サービス業に携わり、毎日違うお客様と接し、いろいろなことを考え経験し、大いに悩んで下さい。それが、皆さんの成長の糧と必ずなってきます。3年間は会社のために働こうなんて考えなくていいです。ご自身の成長を考えてください。基礎を作って成長の段階に入った時に、会社のために何ができるか考えてみてください。皆さんの成長の土台づくりのため、がむしゃらに3年間頑張ってください。皆さんの成長を期待しています」と新入社員に向け、メッセージを贈った。
新入社員は4月1日から8日まで、同地にて店舗配属前の導入研修を実施。同社のビジョンや根幹の考え方について理解し、社会人としてのビジネスマナーや身だしなみを習得。また、今回の研修においては新卒社員の自主性を養うプログラムを多く取り入れている。研修終了と同時に各店舗へ配属となり、配属後は、各店舗の先輩社員がトレーナーとして新入社員のOJT(On the Job Training)を担当し、一人ひとりのスキルアップをサポートする。