厚生労働省の推奨する受動喫煙対策に取り組んでいる(株)ダイナム(本社/東京都荒川区)は4月29日、「ダイナム信頼の森 福井越前店(ふくいえちぜんてん)」でパチンコを楽しみながら健康対策を体感できるホールを誕生させた。
健康への取り組みと街・人との繋がりを目的に、喫煙専用室の粉じん対策、健康サポート企業「ファイテン」とコラボした設備・空間・景品の用意、来店者とコミュニケーションを深めるカフェの新設など、パチンコだけではない付加価値サービスを提供する。
厚生労働省の推奨する受動喫煙対策に取り組んでいるパチンコ店は2017年4月末現在68店舗(当社調べ)。ダイナムは喫煙専用室(厚生労働省が定めた分煙効果判定基準に準拠)を設置した「ダイナム信頼の森」24店舗、「ダイナムゆったり館」1店舗の計25店舗を展開、受動喫煙対策店舗の36.8%を占めている。
【喫煙専用室について】
○都道府県知事・保健所設置市長は、飲食店、事務所等の管理権原者の申請に基づき、たばこの煙の流出防止等の受動喫煙を防止するための構造・設備に関する技術的基準に適合した場所(喫煙専用室)を有する施設等を指定。
※専ら喫煙を行う場所であり、飲食等の提供を行うことは想定されない場所。
○具体的な技術的基準については、厚生労働省が過去に示した指標も踏まえて検討し、厚生労働省令で定める。
(参考)
○「分煙効果判定基準策定検討会報告書」(平成14年6月)【概略】
(屋内における有効な条件)
・喫煙場所から非喫煙場所に環境たばこ煙成分(粒子状物質及びガス状物質)が漏れ出ないこと
・デジタルふんじん計を用いて、経時的に浮遊粉じんの濃度の変化を測定し、漏れ状態を確認すること(非喫煙場所の粉じん濃度が喫煙によって増加しないこと)
・非喫煙場所から喫煙場所方向に一定の空気の流れ(毎秒0.2m以上)があること