ダイナム 「第9回ダイナムCUP SQ-CUBE OPEN 2019 in 札幌」開催

(株)ダイナム(本社/東京都荒川区)は3月15日〜17日の3日間、SQ-CUBE札幌・KGセントラルフィットネス山鼻において、同社が協賛した「SQ-CUBE OPEN 2019 in 札幌」を開催した。

同大会は国内最大級の賞金大会で、世界ランキング上位選手・国内の有力選手を含む約150名の選手が参加した。女子決勝戦に進んだのは、 日本ランキング1位の渡邉聡美選手(メッドサポートシステムズ)と、日本ランキング2位の杉本梨沙選手(順天堂大学大学院)。渡邉選手がゲームカウント3対0で勝利した。一方、男子決勝は、日本ランキング1位の机龍之介選手(順天堂大学)と、世界ランキング27位のLeo Au選手(香港・フリー)で、Leo選手がゲームカウント3対0で勝利。 渡邉選手はダイナムCUP4連覇、 Leo選手は初出場・初優勝となった(写真左・渡邉選手、右・Leo選手、中・保坂明取締役)。

男子優勝者のLeo選手は、「決勝戦は長いラリーが続き、最後までどちらが勝つかわからないとても厳しい試合でしたが、観客の皆さんが自分のプレーを楽しんでいただけていたら嬉しいです。またこのようなチャンスがあれば、ぜひ日本でプレーがしたいです」。女子優勝者の渡邉選手は、「しばらく海外のコンクリートのコートでやっていたので慣れるのに時間がかかりましたが、最後は自分のものにできて、いい大会になりました。今後は、4月の頭にマカオオープン、5月の頭にアジア選手権の個人戦があるため、そこで良い結果を残せるようがんばっていきます」とそれぞれコメントした。

また、エキシビジョンマッチとして、北海道学生選抜チームとプロ選手チームで30点先取1ゲームマッチのチーム戦を開催。出場した佐藤滉人さん(北海道学生スカッシュ選手権 選手権男子・優勝)は、「大学で4年間スカッシュをやってきましたが、日本チャンピオンをはじめ、このようなすごい方々と打つのは初めての経験でした。相手はストレートとクロスしか打っていないのに、こちらは息切れするほど動かされ、やはりトップレベルの選手は凄いなと感じました。本日は多くの試合をしているにも関わらず、北海道の学生にこのようなチャンスをいただき本当にありがとうございました」と述べ、机選手は、「今回このような機会を作っていただきありがとうございました。北海道に来るのは初めてで、北海道の学生と打つ機会も無かったため、北海道のトップレベルの猛者たちと対戦できたことはすごく良い経験になりました。また機会があれば北海道に来たいと思いますので、その時はぜひ一緒にスカッシュをやりましょう」と述べた。