(株)ダイナム(本社/東京都荒川区)が特別協賛した「ダイナムCUP SQ-CUBE OPEN 2015 in 新横浜」は9月4日から6日の3日間、横浜市港北区にある横浜スカッシュスタジアム SQ-CUBEにて開催された。
本大会はスカッシュ(ラケットを用いて行うインドアスポーツ)最大の賞金大会で、当日は国内トップクラスの選手を含む約250名が参加。男女に分かれ競技を行い、女子決勝には現在女子全日本チャンピオンで日本代表の小林海咲選手と、最年少記録を更新し全日本選手権で3位になった同じく日本代表の渡邉聡美選手が出場。小林選手がゲームカウント3-2の成績で勝利した。
一方、男子は世界ランキング30位、エジプトから参戦したOMAE ABDEL MEGUID(オマー アブデル メギッド)選手と、現在男子全日本チャンピオンで日本代表の机龍之介選手が決勝戦の舞台に登場。OMAE ABDEL MEGUID選手がゲームカウント3-0の成績で勝利した。尚、6日に行われた、準決勝・決勝戦の様子は、ニコニコ生放送にて放送され、4万7千を超える視聴者を集めただけでなく、ハイレベルな試合展開に視聴者からは多くのコメントが寄せられた。
試合終了後、女子優勝の小林選手は「決勝戦では2-1から2ゲーム連取しての逆転が素直にうれしかった。渡邉選手は同じ日本代表で一緒に練習することもあるかわいい後輩であり、一緒に日本のスカッシュ界をひっぱっていく頼もしい存在です。2020年の東京オリンピックでスカッシュが新競技入りを果たしたら、メダルが取れるようにこれからもトレーニングしていきたいと思います」とコメント。男子優勝のOMAE ABDEL MEGUID選手は「机選手はジュニアでありながら非常にすばらしいパフォーマンスだった。日本は一番好きな国であり、そこで勝てた事をとてもうれしく思っています。とても楽しい大会でした」と語った。