ダイコク電機 Webセミナー7月24日からDK-SIS開催

ダイコク電機(株)(本社/名古屋市中村区)は7月24日、DK-SISセミナーをスタートし、7月28日までWeb開催する。

栢森雅勝代表取締役社長は、昨年末のスマートパチスロ、そして今年はスマートパチンコ登場が市場として関心事であったとし、それを今セミナーでは、俯瞰した形で全体としてどの程度の影響だったのかをみてみたいとした。そして、業界は大きな転換期にあるとし、その流れにどう対応していくべきかを見て行きたい。「皆様の業績向上への一助となれば幸いです」と挨拶した。

セミナー初日(1日)第1部では、服部祐治講師と片瀬宏之講師が担当。服部講師は、1月~5月の営業全般について、昨年より遊技時間・売上・粗利すべて上向き、パチスロが拡大の兆しとした。ただし、粗利の主軸はパチンコのままの状態。20円パチスロを補うために4円パチスロが粗利を拡大させ、ワニの口は依然として開く方向にあると危機感を示した。ハイミドルタイプ(パチンコ)の遊技機スペックの極端な偏重・台数シェア急拡大、そして遊技時間粗利の高騰がパチンコ凋落の始まりとした。市場ではスペックバランスに大きな偏りがみられる。それは出玉至上主義となってパチンコファンを疲弊させている。そうしたファンは4円ライトや1円ハイミドルに移っている傾向がみられる。ダイコク電機のファン動向分析を参考にした、自店営業の細やかな対応を推奨した。

続いて片瀬講師は、パチスロ営業復活の兆しとして、6.0号~6.4号機(ATタイプ)を見切り、スマートパチスロ、6.5号機導入効果の営業的な奏効を示した。コイン単価に注目した最適シェアの構成、人気機種で集客をする王道営業を意識して欲しいとし、その中で花形(メイン機種)を示した王道営業を示し、パチスロ市場の躍動が始まると提案した。

ダイコク電機株式会社