遊技機メーカー・(株)ソフィアの代表取締役 井置定男氏は3月31日18時3分、永眠した(享年74歳)。これに伴い、井置家ならびに社葬として4月18日、桐生市斎場(群馬県桐生市)において告別式を執り行った。喪主は井置晃子氏、井置英夫代表取締役(ソフィア)。告別式には多数の業界関係者が弔問に訪れ、故人の遺徳を偲んだ。
荒木恵司市長(桐生市)は、「井置さんは、桐生市に根付いて事業を進めたいという気持ちが強く、地元の雇用、労働環境の整備などに力を尽くされ、桐生市の産業経済の発展に尽くされた。桐生市をこよなく愛された井置さんのご遺志を継ぎ、次代を担う誇れる桐生市づくりに全力を尽くします」と代表弔辞を捧げた。そして井置英夫社長は、「故人は、エンターテイメントの遊技機を提供し続け、業界にはその発展に寄与し、健全化を進めなければならないと、いつも口にしていました」と多くの業界関係者の方々に来ていただき、故人も喜んでいるでしょうと、代表謝辞とした。
故 井置定男氏は、平成7(1995)年に(株)ソフィアの代表取締役に就任。平成21(2009)年には(株)西陣の代表取締役に就任。平成16(2004)年から平成22(2010)年までの間、日工組理事長を務めた。平成20(2008)年には、日本遊技機特許協会(JAMP)設立の初代代表理事。