セガサミーHD サステナブルウィークスを開催

セガサミーホールディングス(株)(本社/東京都品川区)は10月26日、本社(住友不動産大崎ガーデンタワー)において開催している「サステナブルウィークス」を内外に発信した。グループでは、ESG(環境、社会、ガバナンス)及びSDGs(持続可能な開発目標)の観点から重要課題を洗い出し、グループ全体への浸透と実践に努めている。その一環として10月17日〜29日まで、サステナビリティ(持続可能性)の向上に向け、グループ従業員のさらなる意識の醸造および理解の促進を目的としてサステナブルウィークスを開催した。

期間中は様々な企画が行われ、車いす利用者や視覚障がい者・聴覚障がい者の方の実践的なサポート方法を学び、自ら体験する事で理解を深める役員研修(障がい者理解体験型研修)。社内外の講師を招いて、ハンディキャップ社員の活躍の場を紹介する従業員研修。社員食堂では、大豆ミートを使用するなど、持続可能な資源を守る事を意識したメニュー、サステナブルフードの提供(LEOC社・給食会社)。そして食堂内の一角では、品川区で活動している「NPO法人歌の力」によるセガサミーパラコンサートを開催(26日のみ)。ピアノ弾き語りで横浜を中心に精力的に活動しているKo-seiさんは、オープニングでセガサミーメドレー(サバンナチャンス→檄!帝国華撃団→若い力→SEGA HARD GIRLS MIX)を奏でた。続いて、ノリの良いポップな楽曲を力強く歌い上げるピアノシンガー・わたなべちひろさん、幼少よりヘレン・ケラー記念音楽コンクール1位を受賞するなど活躍中の佐藤翔さんなど、若手ミュージシャンの演奏がこだました。

本社9階のイベントスペースを会場として非営利特定法人アート・オブ・ザ・ラフダイヤモンズの活動主旨に賛同したアウトサイダーアート「2021 Art of The Rough Diamonds(ダイヤの原石たち)展」(10月25日〜27日・53作品)は、東京愛宕ロータリークラブ、LIVES TOKYOと共同開催。同展は、知的障がいや精神障がいのある方々のための一般的な作品展ではない。彼らの作品の中でもアートとして評価されるべきものを一堂に集め、純粋にその才能に焦点を当て、一作家として彼らを紹介。その作品性をもっと多くの人に評価してもらい、楽しんで頂こうと企画。来社した訪問者、グループ従業員など、鑑賞・購入する事を可能とした。

グループミッションに掲げる「感動体験」を持続的に創造し、提供し続ける事をテーマに、経済的価値と社会的価値の同時創出による企業価値向上を目指している。