セガサミーホールディングス(株)(本社/東京都港区)は2月18日、東日本大震災で都内豊島区に避難している人を対象に、AOU展示会(幕張メッセ)に招待した。
AOUは、8号営業を中心とした展示ショー。最新のアミューズメント機器を一堂に展示し、一般のユーザーも参加できるアミューズメント・エキスポ。来月には東日本大震災から1年を迎えるが、今なお帰宅の時期を待つという環境にあって、少しでもリフレッシュしてもらおうと企画。子どもたちとその保護者(計17名6家族)を招き、楽しい思い出づくりの場を提供した。今回は、サミー本社のある豊島区の社会福祉協議会の協力を得て、当日、豊島区公会堂前に希望者が集合。バスで幕張メッセに到着した。
AOUに出展する同グループのセガ・ブース前で、ソニックと記念撮影後、会場内を思い思いに見学した。約4時間余というAOU体験だったが、「ゲームセンターの製品がこんなにいろいろ進化を競っていたとは知らなかった」、「カワイイ景品がいっぱいあった」など、クレーンゲームなどで獲得できた景品を両手一杯に会話を弾ませながら家路についていたのが印象的だった。
なお、セガサミーグループは、昨年のボランティア有志活動を、今月から再開。 今後も、復興支援への取り組みにグループ挙げて取り組んでいくという。